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活躍する在校生:吉田潤平君、全中5位入賞、ジュニアオリンピック4位入賞

活躍する在校生:吉田潤平君、全中5位入賞、ジュニアオリンピック4位入賞
 平成27年度の滝中学校陸上部は、全国大会で入賞選手が出ました。中学3年の吉田潤平君が110mハードルで8月に北海道の札幌市厚別公園競技場で行われた第42回全日本中学校陸上競技選手権大会に出場し、見事決勝まで勝ち進んで5位入賞を成し遂げました。(上記写真5位)
 全中に出場するためには長い道のりを勝ち進むことが求められます。尾北地区のすべての中学校が集まる管内大会から始まり、西尾張大会、愛知県大会へと勝ち進んでいきます。そして全中に出場するためにはその県大会において、標準記録を突破しなければなりません。特に陸上の短距離競技は風に大きく影響されますが、どんな条件になろうとも、7月の愛知県大会当日にコンディションを合わせて標準記録という高いハードルを突破しなければ全国大会に出場できないのです。滝中学校陸上部では過去に何度もその壁に惜しくも阻まれ全中出場を逃してきましたが、吉田君は見事に持てる力を発揮し、全中参加標準記録が15秒00のところを、14秒39の大会新記録で優勝し、見事全中への切符を手にしました。
 吉田君の強みはそのハードリングの技術の高さと、本番での勝負強さにあります。ハードルを飛び越えていく体の細かい動きを認識して修正していく力があり、それはこれまで反復練習を続けてきた本人の努力の結果だと思います。調子の良し悪しはもちろんあり、大きな大会の前にこちらが心配するような動きのときもありましたが、いざ試合となると高い集中力を発揮し、心配を吹き飛ばしてくれるような活躍を何度も見せてくれました。
 全中は北海道でしたが、8月ということもあって、熱気あふれる中での大会でした。これまでになくいい状態でレースに臨むことができ、予選で14秒28の自己ベスト(27年度中学ランキング7位)の好記録を出すと、準決勝も組で1着で通過し、決勝に進出しました。そして全国から集まった強豪選手8名が揃う中、決勝でも見事な競り合いをみせ、14秒42で5位入賞を果たしました。私が滝中学校陸上部の顧問になって15年になりますが、私の知る範囲では滝中から全中で入賞した選手は初めてです。本人の努力ももちろんですが、吉田君がここまで成長したのも多くの人に支えられた結果だと思います。この場を借りてお礼申し上げます。
 10月にはもう1つの中学校の全国大会であるジュニアオリンピックが神奈川県の新横浜にある日産スタジアムで行われました。全中での結果、吉田君はもちろんジュニアオリンピックの参加資格があり、昨年に引き続いて出場しました。110mハードルは高校になると一気に高さが上がってしまうため、このジュニアオリンピックはその中間の高さである99.1cm という高さで行われます。高いハードリング技術を持つ吉田君はこの高さの違いにもしっかりと対応し、全中では惜しくも負けてしまったライバルにも競り勝ち、4位入賞を果 たしました。このライバルたちとは高校になってからも戦 うことになるのでしょう。
 また、後輩たちの中には吉田君の存在に引っ張られて高い目標を掲げる部員も出てきました。昨年度、高校陸上競技部で先輩の背中を追って見事インターハイで入賞した真野選手のように、この吉田君の背中を後輩が追いかけて、次につなげて欲しいと思います。

滝中学校 陸上部顧問 普光真生