1月3日名古屋マリオットアソシアホテルで2016年卒業の成人の集いが開催されました。卒業して約2年が経つ私達ですが、久しぶり!!の一言で、昨日の話の続きをしているかのように会話が弾みました。みんないい意味で変わっておらず、懐かしさと安心感を覚えたそんな一日でした。思い出話に花を咲かせたり、ビンゴで盛り上がったりと、あの頃と同じように楽しい時間を過ごせました。学年を越えたくさんの先生方にご出席していただき、また当日お見えにならなかった先生方からはビデオメッセージがあり、改めて素敵な先生方に恵まれた滝学園生活だったのだと気付かされました。
「人生は決断の連続」という言葉があるように、生まれてから二十年間、人生を決めるような大きなものから日常生活に溢れる小さなものまで、たくさんの決断をしてきました。自分が下した決断がベストかどうかなど誰にもわかりません。だからこそ、ベストの決断をしようと悩むよりも、自分が下した決断がベストだったと胸を張れるように頑張ることの方が大事だと思っています。小学校六年生の時に滝中学校に入学すると決めたこと、あの当時は自分の決断に自信を持つことができませんでした。しかし、六年間良いことも悪いことも様々なことを経験し、勉強も部活も遊びも全力で頑張ったからこそ、滝を選んだことがベストの選択だったと今は胸を張って言うことができます。そして、高校三年生の時にニューヨークの大学で夢を追いかけようと覚悟して下した決断は、まだベストの選択だったと言うことはできませんが、いつの日かこの道を選んだあの頃の自分に感謝できるように、今はまだがむしゃらに頑張っている途中です。
日本を離れて、早2年。日本とニューヨーク、違う世界なのではないかと思うぐらい遠く感じ、寂しくなることもあります。けれども、誕生日にたくさんの日本食を送ってくれる友達、深夜まで電話に付き合ってくれる友達、日本に帰ったら美味しいご飯を食べに行こう!とメッセージをくれる友達、おかえり!と温かく迎えてくれる友達・・・。滝でできたかけがえのない大切な友達がいるから何があっても乗り越えられます。本当にいつもありがとう。自分を成長させてくれた滝学園、お世話になった先生方、励まし支えてくれる友達、そしていつも応援してくれる家族に感謝をして、今ある環境で精一杯頑張りたいと思います。
平成28年 普通科卒 中島寿美子(記)